外国人技能実習とは
外国人技能実習とは、日本の企業や農業、漁業などの現場で、外国人労働者が技能を身につけるために行われる研修プログラムです。外国人労働者は、自国での技能を向上させるために日本に派遣され、一定期間の実習を行います。このプログラムは、技能を身につけるだけでなく、日本の文化や言語も学ぶ機会を提供することで、相互理解や国際交流を促進することを目的としています。また、外国人労働者は日本の企業で働くことで経済的な貢献をする一方、自国に帰国した際に技術や経験を活かすことが期待されています。外国人技能実習は、日本の労働力不足を補うために行われており、多くの外国人労働者が参加しています。
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受入れ国
- ベトナム
- インドネシア
- フィリピン
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期間
技能実習は1号が1年以内、2号が2年以内、3号が2年以内(合計最長5年)と期間に限りがあります。
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特定技能との違い
技能実習は日本で習得した技術を母国に持ち帰って広めてもらうという、国際貢献のための制度で、特定技能は、日本の人手不足を補うための制度です。
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特定技能への移行
技能実習2号を2年10カ月以上、良好に修了した技能実習生は、同職種の分野に限り特定技能1号へ移行することができます。
相談から実習開始までの流れ
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お問い合わせ
まずはお電話かお問い合わせフォームでご連絡ください。
ご相談は無料です。経験豊富なスタッフが、詳しく説明いたします。また、ご不明な点につきましてもお気軽にご質問ください。 -
面接・実技試験等
書類選考で選ばれた候補者(最低応募人数の3倍)に対し、企業様がご要望される試験(適性試験・健康診断・実技試験など)を実施します。なお、企業様ご自身で直接候補者と面接いただき、人材を選定ください。
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現地で日本語学習
現地で3~4ヶ月間、日本語を学習します。また、挨拶やゴミの分別など、日本の生活慣習や文化はもちろん、企業様に関する知識も身につけさせます。
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入国申請
企業様から会社状況をいただき、当組合が入国管理局に在留資格認定証明書を申請し、許可後に送出し、国の機関が日本大使館にピザの申請などをします。
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実習生来日・講習
現実習生は来日後、1ヶ月間の講習(176時間以上)を受けます。語学や生活慣習、文化などを改めて学び、交通ルールに関する講習や火災訓練、労働基準法や入管法についても学習します。
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配属・実習開始
企業様に配属され、技能実習がスタートします。当組合では、通訳同行で1ヶ月1回以上の巡回、3ヶ月に1回の監査(会社の経営、給料の支払い等の確認)を実施し、できる限りサポートさせていただきます。
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帰国
5年後、技能実習生たちは帰国の途に着きます。
※すべての職種で5年間雇用可能ではありません。そのため職種によっては5年より早く帰国することもあります。